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ルーマニアに限らず甘口のワインは貴重なのです。
今、辛口が主流で甘口を避ける方が多いのですが、もったいないと思います。 ルーマニアでもコトナリのあるモルダヴィア地方は甘口が有名で、フランスのソーテルヌ、ハンガリーのトカイと同じような気候風土で甘口ワインが造られています。 近くで流れるBahlui川の周辺は貴腐が発生し、加えて黒海から南の風が吹くため遅積みが可能になり更に甘くなるわけです。 中世でもヨーロッパ各国でトカイと並んでコトナリが高額で取引されていた資料も見つかっています。 薬用として王侯貴族が飲んでいたのです。媚薬としていたという説もありますが・・・ 今でもモルダヴィア地方ではコトナリのワインを飲むと長生きすると信じています。 この地方では、「もしチャウセスクが処刑されなかったら今も元気でいるだろう、何故なら彼はコトナリのワインを飲んでいたから。」というジョークがあるくらいです。 タマイオアサ・ロマネアスカTAMAIOASA・ROMANEASCAは「ルーマニアの聖なる香り」と言う意味で、tamaieとは教会で焚く香のことです。 別名「ブスイオアカ・デ・モルダヴィア(モルダヴィアのスィートバジル)」とも言われます。 新鮮な干草もしくはバジルのような芳香が特徴で、熟した桃や蜂蜜のような味わいとフルーティな酸味も加わります。 初めて飲んでいただいた方は、その甘さに驚きますが、重たい甘さではなくナチュラルな甘さなので非常に気に入っていただいています。 特にワイン好きの方もファンになり、タマイオアサをコレクションしている方もいるくらいです。 ![]() ![]() ![]() ■
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by rom-cafe
| 2006-10-15 01:34
| ワイン
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