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ルーマニアにはフランス系のカルフール、ドイツ系のメトロの大型マーケットがある。
ルーマニアはEU加盟が具体的になり、数年前よりイタリア、フランス、ドイツ、アメリカの資本がどんどん入ってきている。 ワイナリーなんかもそうで、外資によって設備の更新を行っている。 各国のワイン技術者がルーマニアのワイン造りに適した環境に可能性を見い出し、技術革新によって国際的レベルのワインが造り出されつつある。 ルーマニアは外国からの投資によって土地価格が上昇したけど、資産の含みの大きいワイナリーなんかは狙い目なのかもしれない。ルーマニアの国土の1.7%がワイン畑とのこと。 下の写真はブカレストから300km北東のバコウという町の郊外にあるメトロ。 ワインもたくさん置いてあって国内の有名なワインはほとんど手に入る。 この写真は白ワインだけで、裏が赤ワイン、横がスプマント(スパークリング)、後ろに高額なものやセールス商品が置かれている。 私の隣でイタリア系のオヤジがワインを手に取り眺めていたら、後ろのカーチャンが、「アンタ!ワインなんか飲める状況じゃないでしょ!」と怒られていた。 ルーマニア語が分からないが多分こんな内容だ。いや、周りが笑っていたから相当なことを言われていたのかもしれない。 チーズもこれだけでなく、この向かい側にも通路にも置かれている。 あと肉製品が豊富。ハム、サラミ、ベーコン等。で、安くてすごく美味しい。 写真は魚の写真。食べたいとは思わないが・・・ ルーマニアは物価が急激に上昇したが、給与所得は上がっていないため国民は厳しい経済状態に置かれているのだが、メトロに来るときは沢山の買い物をして車いっぱいに積んで帰る。 丁度レジで私の前に父子がいたが、レジの女性と何やらもめている。 どうやら予算オーバーらしい。 オヤジが買い物の商品をチェックし始め、戻し始めた。 レジの横には返品用の大きな棚がある。たくさんの量を買うから計算できないよね。 またオヤジの買い物の数が半端じゃないため(大型カート大分。普通の乗用車には乗らないほどの量)レジを打ち直すのにけっこう時間がかかっているが、私の後ろの客も何も気にしていない。 普通のことなのだろう。日本なら「早くしろ!」などと店に対して文句言ったり、違うレジに移るだろうが。 で、オヤジ、お菓子の袋を取り、子供に「何時こんなものを入れたんや。戻しなさい。」と言い(身振りでこんな内容と分かる)、けっこうお菓子類がカートに入っていたんだけど一つ一つ子供が悲しげにお菓子の袋を棚に戻す姿がかわいい。 でもオヤジのビールは残ったままだ。
by rom-cafe
| 2006-07-09 20:30
| ルーマニア
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